カラーコンタクトレンズの仕組み

カラーコンタクトレンズの仕組み

ファッションアイテムの一つとしてカラーコンタクトレンズ(以下カラコン)が愛用されるようになりましたが、その一方でカラコンの装用が原因と思われる目の障害も増えています。

カラコンのお手入れや長時間装用などの不適切な使用が主な原因ですが、中にはカラコン自体からの色素が溶け出したことが原因となっているケースも。
目のトラブルを未然に防ぐためにも、カラコンの作り方と特徴を理解し、ぜひカラコン選びの参考にしてください。

カラーコンタクトレンズが作られる主な流れ

カラーコンタクトレンズは、主に次の6つの工程で製造されています。
ここでは、安全性に関わる工程②の「色素(着色剤)の印刷及び内包」をクローズアップします。

カラコンに色(模様)を付ける方式は主に3つ!

1.プリント方式

レンズに直接プリントする方式で、先に色素(着色剤)をレンズ素材でコーティングし、その上からレンズ素材を流し込むという製造方法です。
色素はコーティングされていますが、下記の浸透方式・サンドイッチ方式に比べると内包性が一番悪いため、眼に色素が触れてしまう可能性も高いといわれています。
包んでいないので、「内包」とは言えないかもしれません。

2.浸透方式

色素(着色剤)をレンズに浸透させる製造方式です。
先に色素(着色剤)をレンズ素材でコーティングし、その上からレンズ素材を流し込み、レンズ内に浸透させます。サンドイッチ方式に比べると、レンズ素材表面と色素の距離を一定に保つことが難しいため、色素の内包性が不安定な場合があります。

3.サンドイッチ方式

色素部分が角膜やまぶたに直接触れない製造方法です。

現在、主流となっている安全性の高い製造方法です。
名前の通り、コンタクトレンズの素材と素材の間にデザイン色素(着色剤)をサンドイッチする(挟み込む)ように1枚のレンズを完成させます。
色素がレンズ素材の中にしっかりと閉じ込められるため内包性が高く、安全性も高いといわれています。